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アーカイブ: 2012年 1月07日00時10分24秒

「カギっ子」を和ませたかった 「およげ!たいやきくん」

浪花家総本店の店頭で焼かれる「たい焼き」
←浪花家総本店の店頭で焼かれる「たい焼き」。あんこが人肌の温度になったときが食べ頃、と店主は言う=東京都港区麻布十番
*拡大写真は、こちら
asahi.comさんの記事と画像を、お借りしました。
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冒険小説が歌に

  「しばれる」ほど寒い北海道では温かさがごちそうです。

  作詞家の高田ひろお(本名・博雄)さん(64)は、少年時代を釧路で過ごしました。

  たい焼きと聞けば温かさとともに、母サチさんのひざのぬくもろを思い出すそうです。

 

  小学校4、5年のころは冬は銭湯「はるみ湯」に通い、風呂上りに向かいのラーメン屋で一つ5円のたい焼きを買いました。

  新聞紙にくるんだまま腹巻きに入れ、6分の道を走って帰りました。

  茶の間で、ぬくもった体に熱いたい焼きをほおばると、眠くなってごろ寝。

  目を覚ますと母親がひざ枕をして、あんこまみれの歯を磨いてくれていました。

  「逃げようとすると髪をつかまれ、ゴシゴシされた。たい焼きといえばチクチクした口の感じを思い出す」

 

  大学を卒業して作詞家となり、フジテレビ系の番組「ひらけ!ポンキッキ」で詩を担当しました。

  3曲目に作ったのが「およげ!たいやきくん」です。

  大ヒットし、「管理社会に生きるサラリーマンの哀歌」と言われました。

 

  「いや、違うんです」と高田さんは言います。

  それより前に、たい焼きの屋台を見て歌を作ろうと思い、こいのぼりのようにたい焼きを空に泳がせようとしましたが、うまく掛けませんでした。

  そこで、当時、社会問題となっていた「カギっ子」の心を和ませる冒険小説にしようと、子どもをたい焼きに見立てて、七つの海を自由に泳ぐ筋を考えました。

 

  ディレクターから「冬の歌はないか」と聞かれたとき、中途になっていたその小説に触れると、「それ、歌にならないか」と言われました。

  そこで作ったのが、「およげ!たいやきくん」の長い歌詞でした。

  元はもっと長かったそうです。

  最後の締めで悩みましたが、「食べ物だから人間のおなかに入った方が寿命を全うできる」と考え、「ほくをうまそにたべたのさ」で終わらせました。

 

  歌から24年後、高田さんは小説を完成し出版しました。

  『およげ!たいやきくん おとぎばなし』です。

  マダイとの恋も入れ、こんどは、釣り針にかかったたいやきくんを再び海に帰してやりました。

 

  歌のおかげで当時、たいやき屋は太繁盛しました。

  東京で「御三家」と呼ばれる名店3軒には列ができ、買うのに3時間もかかったほどでした。

  歌から36年たつ今も寒風の中、名店では外まで客が並んでいます。

 

  (続きは1月7日付け朝刊の別刷り「be」をお読みください。)

asahi.com
☆2012年01月06日14時19分

 

★一言

 ・「およげ!たいやきくん」大ヒットしましたね (^^ゞ。
 ・うちの妹もシングルを買ってよく聞いていました (*^^*ゞ。
 ・原作は冒険小説でしたか、知りませんでした “r(^^;)ポリポリ。
 ・寒い時は、温かいものに限りますね。

…byウエちゃん