【古典個展】立命館大学教授・加地伸行 これが一国の首相の国語力

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※msn産経ニュースさんの記事と痛いテレビさんの画像を、お借りしました。
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法律に書いていなければ何をしても許される?
・電車で男子高校生の集団と一緒になった。
・橋下・大阪府知事についての彼らの会話を聞いていると、「ハシモトはかみすぎや」ときた。
・「かみすぎ」とは、何を噛(か)みすぎなんだろう、国政にもかかわりすぎということを指しての「かみすぎ」か。
・いや、できの悪そうな連中なので「力(りき)みすぎ」の漢字「力」を「か」と誤読して「かみすぎ」と言っているんだなとバカにしていると、本欄担当記者氏が教えてくれました。
・それは近ごろの若者ことばで、言い間違ったり、つっかえたりしたとき、「(せりふを)かむ」と表現するんですよと。
・なるほど。
・これは失礼いたしました。
・ということで話はすむが、政治家の国語力や一般常識の欠如となると、見すごすわけにはいかない。
・鳩山由紀夫首相は、普天間飛行場移設問題についての政府案をこの3月末に出すと明言していた。
・ところが期限がくると、なんと3月末に出すというのは法律で決まっているわけではないと言って逃げていってしまった。
・驚いた。
・ここには、2つの問題点がある。
・1つは、法律に書いていなければ何をしても許されるという法律万能の考えかたである。
・これは実定法(法律)のみが法であり、自然法(道理・道徳につながる)を恐れぬ非人間的考えかたである。
・もう1つは、法律に従うと言うのならば、口頭で約束したことも、一般にそれこそ法律的に有効ではないか。
・もし口頭の約束が単なるつぶやきにすぎず、何の有効性ももたないということになれば、口頭で行われているあらゆる契約、証言、命令等々は無効であり価値がないということになるではないか。
・すると、例えば国会での発言もなんの有効性もないという話になる。
・当然、鳩山首相が得ていた毎月1500万円の“子ども手当”を「知らなかった」という口頭答弁に、有効性はなくなる。
・なんのことはない。
・「知らなかった」はつぶやきであり、なんの説明にもなっていないことを、みずから示したことになる。
・このように、首相の発言の特徴は「肯定は否定」「否定は肯定」となるのである。
・事実、就任以来、発言を翌日に取り消したことが何度あったことだろう。
・軽々と今日の「…します」は翌日の「…しません」に変わるのである。
・これが一国の首相の国語力(同時に人間性)なのであるから、国民はたまったものでない。
・もし某国が突如わが国に攻めこんできたとしよう。
・そのとき、自衛隊の最高司令官である首相の命令のことばが問題であr。
・「応戦せよ」の命令があっても、なにしろ肯定は否定に、否定は肯定にする男の言うこと、「応戦せよ」は「応戦するな」に、「応戦するな」は「応戦せよ」になる可能性大。
・攻められても、ま、翌日まで待つことじゃ。
・自衛隊はりっぱな最高司令官を持っておる。
・ことばは人間性の表現だ。
・だめな人間の発することばはだめなのである。
・国家の命運を担う者は、常住坐臥(じょうじゅうざが)、ことばを慎重に選んで確かなもののみを発する心構えがなくてはならぬ。
・『論語』顔淵篇(がんえんへん)に曰(いわ)く、重要なことについて述べるとき、「●(じん)なること(慎重さが)無きを得んや(必要)と。 (かじ のぶゆき)
●=ごんべんに刃
★一言
・加地さんのおっしゃること、ごもっともだと思います。
・衆院選で民主党に期待して一票を投じた方々はどう思っているんでしょうかね、ちなみに私は民主党には入れてません (・ω・)ノ■キ ッパり。
・一国の首相たるもの、自分の発言に責任を持ってもらいたいものです !(・。・)b 「そうだ!」。
…byウエちゃん
